Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

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『アナと雪の女王』

吹き替えがどうしても見たくて地元レイトショーへ。都会は字幕で3Dか2Dという選択肢が優先され、吹き替えがよき時間になかったのです。吹き替えで3Dが理想的だったんだけど、そんな上映は存在しないらしい(爆)。何故! せっかく3Dなのに字幕に目を取られたくないと思う人はいないのか!
隣席の客に恵まれなかったのですが、それについてはTwitterに吐いたので省略。土地柄もあり、レイトなのにお子様連れも何組もいらしてましたが、お子様たちは大人しくご覧になってましたよ。あ、そうそう、マナーといえば、上映前のマナー広告で態度が悪いお客さん役が全て小手さんで笑った。ああいうのって何人かで入れ代わり立ち代わりやるもんじゃないの。掟破るの全部小手さんだったよ。フチ子さんが健気にずっと注意してたけど、あれ小手さん一人つまみ出せば済む話じゃないの(爆)。
一応たたむ。
やー、良かったです。エルサが何をどうして「愛」を悟ったのかがモワッとしておりますが、まぁ、いいです。ゴブリンの能力の縛りが都合が良いとか、別にいいです。
最近大雪が降ったのはこの映画には良い効果を与えたような気がする。あのたっぷりの雪の上を歩く感覚、あの音とめり込み方、記憶に新しいからこそ、表現の凄さが分かる。
吹き替えほんと良かったよ。レリゴーのせいもあって松たか押され度が高いけど、エルサちゃんあんまりお喋りな子ではないので、実際見ると神田沙也加の印象が強く残る。ポニーまんまと言えばまんまでしたけど、お姫様境遇は同じだから、いいんじゃない(笑)。あらすじ読んだ時点ではエルサに同情してたけど、実際見るとアナがとてもヒロインでとても可愛い。未熟さ込みで。個人的にハマったのは「こおっちゃう、こおっちゃう、こおっちゃう」でした(笑)。
ちょっとねぇ、オラフはねぇ、可愛いとは噂に聞いてたけどねぇ、もはやあざといわ!(笑) Wスヴェンの勘違い見事だったなぁ。最後まで訂正しなかったらどうしようかと思った(笑)。夏に憧れる図はフィニファのスウィンターとか、スウィーニートッドのビーチのイメージシーンとか思い出した。アメリカ人の「夏」のイメージってああなのかしらね。突然の極彩色。そして冬と同居させることへの憧れ。そういえば雪の上にばふって倒れたチビアナが腕パタパタして天使の雪跡作ってくれるかと思ったら、やりませんでした。そんなにメジャーではないのか、あの遊び。
スヴェンって喋ってるわけじゃないのね。自らスヴェンの吹き替えをするクリストフ。だいぶ寂しい人です(爆)。ダブルヒロインかつダブルヒーローでバランス取れてるのかと思ったら、ヒーローどっちもアナとしか絡みなくて、え、これどうなんの、て思ったら片方ヒーローじゃなくなった。そういう展開だったのか。てっきりどっちかがエルサに乗り換えるのかと。
雪の女王モチーフ、エルサのイメージだけ持ってきたのかと思ったけど、心に氷が刺さって大変!ていうのも雪の女王の要素だよね。細かいこと忘れたけど。あと若干ナルニアと混ざってるけど。
多田野さんはやっぱりハゲ役なんだなぁ(こら)(笑)。悪役として中途半端すぎて面白かったです。私欲のために余計なことして話をややこしくするけどラスボスじゃない、ていうね。
王国に戻ったエルサの魔法の平和利用がベタで笑いました。まぁそうだよね、スケートリンク作るよね、あと天然クーラーだよね(笑)。
事前に押しまくられただけあって、レリゴーの築城シーンは圧巻でした。すっげーきれー。アニメーションここまで来たかー。ところで山籠もりしたエルサは何を食べてるの。霞なの。
あとアナが着の身着のまま出てった割には冬服とかクリストフの道具とか買えてたから、お金は持ってたのかな。着てたドレス売ったのかな。凍りかけてたけど(笑)。
もっかい3Dで見れるかなー。スケジュール次第ですねー。前座のミッキーの短編は絶対3Dで見た方がいいやつだしなー。
とりあえず今回吹き替えの評判が良いのが嬉しいです。吹き替えの市民権、これを機に、がんばれ。