Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

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演劇集団キャラメルボックス 『流星ワゴン』

雨なので東池袋から。ていうか最近池袋から行ったことねぇな。
実は当たったチケットなのでタダ見です(キリリ)(笑)。しかも結構前の方の席で。申し訳なかったのでトーク&フォトブックとポストカード買いました。
今回は別に原作読んでいかなくても大丈夫だったかもな、という読んでいった者からの感想。夏への扉は完全に読んでなかったら振り落とされたと思ったんだけど、今回は、そうでもない。むしろ先知ってるから意外性がないかも。やっぱりエロいとこはバッサリカットだったわね。
事前にPR映像とか見ないで行ったから、ワゴンのセットに、おぉ!て思っちゃった。かっこ悪いけどかっこいい! <どっちだよ(笑)。
見落としがちな事実でしたが、今回、結構古株キャストが多いのよね。子役二人とアベジョが新しめな感じなだけで、あとは、すごい、よく知った顔たちだ(笑)。むし君は久し振りだったけどね。昨日見たせいで、ふっくら具合から三ツ矢さんに見えて止まらなくて困った(爆)。やめてあげてグレーゾーン。むしと畑中の髪のボリュームがぼーんでしたけど、あれで正解だったんですかねぇ(爆)。三浦が本当に頼もしい子になっていて、感動したよ。だっちの役だと思ってたけど、三浦も良かった。
いやしかし結局俺は西川ファンなんだな、という結論に至りました。原作以上にあっちの親子に入ってしまったもの。最初に涙腺ヤられたのは、そっちのパートだもの。
正直、まだ100%喋れてるわけではない。“あー、粟根さんの言ってた『ロレる』は正にこれだよなぁ”なんて思っちゃったりもして。でも随分、本当に随分戻った。戻ってた。フィッシュ〜のときにあんなにヤキモキしたのが嘘のよう。一度ヤキモキさせられた分、元の台詞回しを取り戻した西川さんの言葉が、一層胸に来る。あー、これだ、これが好きなんだ、て。
他のベテランキャスト(岡達とかあつをとか)でもできた役だとは思う。でもきっと私は西川さんが演るのがいちばん好きだろうと思う。だから、このキャスティングに文句は言わないです。感謝。
アベジョの悲壮感漂う顔が、ラスト近く、ちょっと明るくなってたのが印象的でした。辛い主役だけど、これならきっと頑張れるよね。
カテコはおかちからのアベジョ。岡内さん、「今年もあと10日くらい?」などと言い出したため、端でむしくんが「そんなん絶対年賀状間に合わない」とブツブツ言ってました(笑)。あいつ私語多いのな(笑)。
1階席、前方端ブロックも売り止めみたいになってた。きっと2階は入れてなかったんだろうな。タダ見しといて何ですが、そんじょの「泣ける」を売りにした映画とかより全然面白いと思うんで、皆行ったらいいと思うよ。