Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

徒然。ネタバレレポはプロフィールから別ブログへどうぞ。

ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女

今日行かないと、行く機会を逸すと思って、行ってきた。一応ね、私、卒論の題材ナルニアですから。
予告でおかしなものは特に見つけられなかったなぁ。真木ちゃんと瑛太が出てるのあって、“おぉ、SF研と写真部”とか思ったぐらいか。弱侍のぶっさんに新ちゃんを重ねつつオジーの出現にビビッてみたり。小ガメラが案外可愛かったり。パイレーツオブカリビアンの登場人物が全員*1橋本さとしに見えたり(笑)。
陽気なギャング〜の予告見れるかと思ってたのに、見れなかった。残念。でも阿佐スパで入ってたのと違うバージョンのチラシがあった。大倉も仲間なのか、サブリミナルキャラじゃないのか。端っこに写ってる中山祐一朗大人計画俳優ポジションな制服姿*2で笑った。大人計画の人は事務員さんみたい。
で、ナルニア
あんまり評判良くないらしい、と誰かに聞いたんで、ちょっと訝しんで行ったんですが、ふつーに楽しめましたよ。ディズニーっぽいっちゃぁディズニーっぽいかな。いいんですよ、私、ディズニー好きですから。
以下徒然感想。
4兄弟が上手い。てか、ルーが超可愛い。美形じゃないんだけど超キュート。エドはうまく育ったら美形になりそう。スーはナルニア服のが似合ってたね。ピーターも優等生感がよかった。
マクレディさんを千葉雅子にやってほしくてしょうがない(笑)。
あ、そうか、カーク教授なんだ。もうすっかりディゴリーと思って見てしまうよ。
ビーバー夫人が、見た目はビーバーさんと変わりないのに、動きがまったくもってオバチャンだったんで(笑)、どっちがどっちかすぐ分かるのが面白かった。
タムナスさんが意外と男前。もっとヘタレなイメージだったの。これはこれでいい。好き。でももっと泣け(爆)。
小人もう一匹出てきてるイメージだったが、それは他の話だったようだ。混乱中。
ってか、白い魔女、かっけぇ! 私、それ演りたい!! ←無理だろ(笑)。ちょっと最期は残念でしたけど。刺したり噛んだりってシーンは徹底して見せない作りだったから、戦いの凄まじさが出ない気が。最近私が血糊慣れしすぎってのもあるんだが(苦笑)。
冒頭の戦争の雰囲気が思いの外重い。本読んでそれは感じてなかった。本には母さんも出てこないものねぇ。
川渡るシーンなんかあったっけ?ルーだけ先にアスラン会うんじゃなかったっけ。
あと、エドアスランが何話してたのか、分からなくていいんだっけ? 原作を昔読み込んであるからって余裕こいてたけど、ディテール相当忘れてるわ、俺。
ミノタウロスの吠え声が、チューバッカのそれと大差なくて、そういうのの作り方は昔から変わってないんですかねぇ、とか思ったり。
原作って、結構描写がしつこい*3感じがあったんだが、もう、それは映像でドンて見せちゃっておしまいっ、て感じになってたね。毛皮から松葉に変わってく時点で“早っ”って思った。あとルーは扉閉めなくてエドは閉めちゃうっていうのも、わざわざ文章で書いてあると分かりやすいけど、映像であぁなると、あんま印象残らなそう。エドが閉めたからって、それで帰れなくなったりはしてないわけで。ただ、用心できる子かできない子かを醸し出してるだけなわけで。
いちばんあっさり作られちゃった感じがしたのがアスランだった。声はすごいよかったんだけどね*4、演出がね。もっと絶対無敵というか、唯一無二というか、とってもすごい人*5って感じが出ないと、この世界観に入れなくないか?? もっと神々しいイメージ持ってたの。登場シーンは後光がバーン!みたいな。全然そんなんなかったね。ビーバーさんの口から名前が出ただけで、エド以外の子供たちが不思議な暖かい気持ちに包まれたりしてるはずなんだが、そこもさらっとしてたし。子供たちはそれっぽい表情してたんだけどね。もっとしつこいんだよ、原作。でもあれはナレーションかモノローグ入れないと説明できないか。あんまり神様っぽさを出したくなかったのかなぁ。
と、若干苦言を呈しておりますが、それは原作読んでない人を心配してって部分が大きく、私自身は楽しかったっす。子供向けにいいと思う。いかにも「続く」って感じの終わり方していた。7章までやる気なんだろか。まぁ、7章やる頃にピーターたちが大きくなってても問題ないからいいわよね、これは。

*1:全員って(笑)。

*2:=巡査。

*3:悪い意味じゃなく。

*4:加工されてる感はあったけど。

*5:人じゃないけど。