Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

徒然。ネタバレレポはプロフィールから別ブログへどうぞ。

演劇集団キャラメルボックス 『光の帝国』『すべての風景の中にあなたがいます』

初めてブログライターに応募してみた。そして当たった。今まで応募してなかったのは、単に告知に気付かなかったとか、実施日が都合が悪かったとか、あと、インタビューの場を設けられてもどうしていいか分からなかったから。でも今回は告知にも気付き、都合もよく、インタビューもないとのことで、願ったり叶ったり。あと激しく貧乏だから藁にもすがる気持ちで <藁とか言うな(笑)。なので今日の記事はちゃんと書かないといけないのです <普段からちゃんとしろ。長めに書くんで畳みます。
久々新宿FACE。エレベーター前が大混雑でした。その中に社長がいたので微笑んでみた <やめなさい(笑)。
インターバルにチュリトス買ったんだが、売店の兄さんがテンション高くて笑えました。キャラメルをくれたよ(笑)。
えー、とりあえずブログライター席は見難かったです(泣)。前の列と段差がないんだもん。同じ列みんなで役者の動きに合わせて左右に振れながら、妙な連帯感を持って観てました(笑)。まだ模索中なんだろうな、劇場としての使い方。空調もうまく調節できないみたいで、アツアツでした。インターバルに一生懸命冷やしていた。
インターバル中にキャラメルボックスの23年間を23分で紹介するダイジェスト映像が流れます。自分はお尻痛の限界に達するといかんと思い、ロビーうろうろしてたんで、結局ロビーのモニターで見ました。いいシーンばっかり流れるので、結構お腹いっぱいです。やっぱり西川さんのアローンアゲインがいちばん好きです。生で観てないけど。
ハーフタイムシアターは、たまに“これ普通に2時間やればいいのに”って思うことがあったのですが、最近は原作があるせいか、きれいに1時間で納まってて良いと思います。納まってると同時に描ききってる感じなので、物足りなくもないし。それぞれ当たり前のように完成度が高く、二本立てでこんだけやるのは大変だろうなぁ、と思ったり。たまにあるからね、“二本やってこのクオリティなら一本に集中しろよ”て思うこと(爆)。
最近、前説が凝ってるけど、誰の演出なんでしょう。俺は人数多いやつのほうが好きでした。フードかぶった人の怪しさが(笑)。
お話は『光の〜』のほうが好き。『すべての〜』はどラブストーリーだからねぇ。出てる人は『すべての〜』のほうが好きなんだけど。
『光の帝国』は以前書きましたが、原作読んで行きました。原作モノで意図して原作読んでから臨んだのは初めてかも。私は読んで行ってよかったと思いました。メインのストーリーは『大きな引き出し』からなんだけど、『光の帝国』とか、その他の要素も入ってたんで、それを知ってると、向こう側に見えるものが大きいような気がした。本にはない後日談があって、それで大きくまとめられてるんだけど、うまくまとめたなぁ、と。あれ、砂で遊んでた子は何に繋がってたんだろ。
「しまう」シーンが視覚的に見れたのが良かったですね。あぁいうのキャラメル、得意だけど。原作読んだ時点で若干「しまう」の意味を分かってない部分があったんだけど、今回消化されました <遅い(笑)。
あと原作よりお父さんお母さんの存在が大きいのは「家族」大好きキャラメルならでは、でしょうか。お母さんが坂口さんだから、てのもありますが(笑)。それに比べると小多田父さんは弱いんだが。
畑中上手くなったなーって思った。ちょっと子供時代の発声はムカつくけど(笑)。暗誦ごくろうさん。岡内さんの姉ちゃんは想像通り。あつをが最近この手の役が多い(気がする)のがやや不満。尾花沢さんが大好きなもので(笑)。千恵は最初の役のほうが本役だと思った(笑)。アベジョの老け役もアリでしたな。
『すべての〜』は原作未読。作家の役名が加塩って、梶尾さんまんまやん、て思ったり。
とりあえずダンスの温井が美しかったです。それだけで充分だ <満足するの早い。
特筆すべきは細見大輔の大カミでしょうか(笑)。「仮面舞踏会」が言えないの。ひどいことになっていた。そして客席はわんさか盛り上がっていた <みんな非道い(笑)。相手が気心知れた達ちゃんでよかったねぇ。
達也&大輔の丁々発止(っていうの?)がだいぶ面白かった。ある意味、大ちゃんがずーっと一人芝居してる、というか、アテブリしてる状態なので、アテブリファンのののちゃはメインのストーリーを見失いそうでした <おい。原作にはこのパートはなかろうなぁ。
メインのストーリーはラブラブなんで、別に <なんで冷めてんだよお前。一目惚れ否定派なんで、私。素敵だと思いますけどね、ここまでの運命。
多田と稲野が頑張っていた。さっきダイジェストでヒロイン姿をたくさん見たももこさん、すっかりお母さん枠だなぁ、と。
結末は途中で見えたのですが、その通りに進んでくれて安堵。
どちらのカーテンコールでも「明日は洗濯!」と言ってたのが笑えました*1。主婦劇団かお前らは。
ガチャガチャを2回だけやって帰りました。豚と鼠が手に入ったので、もういいや。

*1:岡内と温井。