『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』

安い日なんで何か見ようぜ、というノリで。
まぁーぁ、壮大なプロローグのダイジェストでした(爆)。長い漫画をまとめちゃってる、て噂は聞いてたので、そんなこったろうとは思いましたが。SPで慣らされていなかったら動揺したよ、きっと(笑)。ていうか、これも三部作の一個目の扱いなんだそうだ。知らんかった。
ほんとダイジェストで。一個一個のエピソードが短い(苦笑)。このキャラほんとはもっと色々動くんだろうなー、て人が次々消えていく(苦笑)。
声優さんは割と受け入れられましたよ。なんか久し振りに普通にベテランさん使ってる気がしたし。永井さんとか玄田さんとかをあんな使い方をして、実はタレント枠よりギャラ高いんじゃないかっていう(爆)。
まぁ王様は相当残念でしたけどね(爆)。能の人みたいで、確かに雰囲気はあったのだが。普通に大塚明夫さんとかでよかったんじゃないかと。あと皆*1忘れてますけど、黒谷友香も結構残念な感じでしたよ(爆)。あんま台詞ないから皆スルーしがち。聞いててキャラ自体に違和感を持つレベルでしたから。
吉岡くんのぬぼーっとした感じは良かったと思うの。雅人はサジ寄りなのよね、野心気味。でも結局最後まで、あの絵とあの声を同じものとして見ることはできんかった。あの丸顔に雅人の声は合わん(爆)。イイ声すぎて逆に違う、ていうか。むしろシッダールタやればよかった気もするんだが。あと非常によろしくなかったのは、予告でつれウツをやってたこと(爆)。いきなり実物を見せるんじゃない、これから声だけガンガンかかるんだから！ていう(苦笑)。配給会社的に、不可避であったのだろうが、いやそれにしても。気ぃ使えやコラ。
吉永さんのナレはよかったんだが、チャプラのお母さんがナレっていうのはどうかと。チャプラのお母さんなのにシッダールタの葛藤をつぶさに語るのはおかしいだろ。知らない人だろ。
タッタの特殊能力が無敵すぎる件(苦笑)。あれ原作でどういう位置付けなのか知らんけど、自分の体ヤバくなったら他に乗り移れるってことでしょ、永久に？ 不死身じゃん(笑)。そりゃ永井も怒るわ。
ミゲーラエピソードはもっと見たかったですねぇ。あぁいう流れ好き。
パンダカさんの鬼な感じも嫌いじゃなかったんで、あの天下取った感じで思い上がった瞬間に串刺しになる死に方は天晴でしたわ。傭兵は金さえ払えばどこにでも転ぶさ。王様浅はか。
漫画読みたくなったね、うん。

*1:俺含め。