Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

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『祈りと怪物 〜ウィルヴィルの三姉妹〜』蜷川バージョン

明日石鹸誕生日なのになんで今日来てるんだろうと我ながら疑問に思いつつも、明日の悪天候予報を聞いて、なら今日の方がいいわ、と手の平を返しているののちゃです。
コクーン着くなり、何かこう、客層の差を感じる(笑)。気のせいかもしれないけどね。
すごい前方席でしたが、あまり高い位置の芝居はなかったので、首を痛めずに済みました。床面どうなってたのか気になるけど。そしてまさかのビニールシート配布席(爆)。そうだよね・・・蜷川さんでコクーンだもんね・・・やりかねないよね・・・。幸い最前ではなかったので、実害はございませんでしたが。あー、ひやひやした。
あんまりちゃんと事前にキャスト見ていかなかったんで*1、この役はこの人かな、て予想しながら見てたのだが、村杉さんがそこだとは <こら(笑)。そっち方向かー、そうかー、と興味深く見ました。
目当ての二人がコンビという美味しい状態なのですが、まぁインパクトは三宅の勝ちですわな。見た目のインパクトだけはさとしだけど(爆)。良かったです。美味しい三宅でした。持って帰りたい三宅でした。いや持って帰るのはそれなりにハードル高いけども・・・(苦笑)。
いやしかしコロスの仕様にびっくりした、そして笑わずにいられないのを必死で我慢していたら隣で友人が吹いていた(爆)。こら、お前。人の苦労を。別に何とも思わない人は何とも思わないんでしょうけど、なんかこう引っかかる人には非常に引っかかる仕様なんですよ、特に序盤。リアクションに困る。面白すぎる。
トビーアスに聞き覚えのない超長台詞が現れていて、呆然としてしまいました。や、演出は違っても一回観てる芝居だから油断してたら、なんか全然知らない話が始まったから。油断禁物だなぁ、と。
なんか伊礼くんみたいな子だなぁと思ってたら満島くんでした。顔の情報量多い系。汗撒き散らして120%な感じで面白かったです。
染谷くんは佇まいは良いんだけど、いかんせん声が弱くて、ぉぉぅ・・・、てなってしまった。あとやっぱ丸山で見ちゃってると、次女と婆との関係性が、なんか腑に落ちないのだよな、染谷くんの雰囲気だと。
勝村さんの帽子が脱げて転がったときに中が見えたんだけど、緑色の養生テープにマジックで思いっきり「勝村」て書いてあって、“あ、役名じゃないんだ”なんて豆知識を入れてしまいました(笑)。まぁ役名だとコロスの持ち物収拾付かないけどさ。
一言で言うと、思ってたより面白かったです! <雑(笑)。比較できるっていうのも面白さを増すわけで。話知ってるからヤキモキしないし <ヤキモキしてたっぽい人の会話を休憩中に漏れ聞いた。無理もないと思う。「終わりが見えない」言うてた(笑)。全編にわたる「そうきたか」感が楽しかった。よかったよ、2回目も楽しく観れそうだよ <実は心配していた(爆)。
パンフ2000円はいつもより高い気がするけど、J価格かな? 座談会にさとしくんも弘城くんも入れてくれてたので嬉しくて買ってしまいました。
一つ学んだことは、体調の悪いときの観劇では、バカップルのシーンは辛い、ということでした(爆)。実は昨日もちょっと休んじゃったんだよね、バカップルシーン中に。今日のバカップルは昨日より落ち着いてたとはいえ、“この先バカップルだったよなぁ”て分かってたから、結構しんどかったっす。頑張ったけどね。
あ、こっちは火薬じゃなくて効果音だから心臓に優しいよー。良いことだー。

*1:目当ての二人のは知ってたけど。