『ベッジ・パードン』
渋谷まで乗りたいのを我慢して三茶で降りる。
もう公演も終盤だよな。序盤に観てた友達に「浅野さん面白いよ」て言われてたのだが、意味が分かりました(笑)。なんか同じ劇場で観た慈英さん思い出した(爆)。年寄りに何をさせるんでしょう、ほんとに。反則だよ、んもう。
留学中の漱石のお話。史実を全然予習してなかったのですが、どんくらい取り込んでたんでしょうね?
多分、唯一初見キャストな大泉氏。いやー、手がキレイ! <そこかよ(笑)。だって、目に飛び込んできたんだもの、美麗な手が。テレビで見たときも思ったけど、ほんと手ぇキレイねー。いいねー。コミカルとシリアスの振れ方も良かったけど、ちょっとコミカル残ってた気がしないでもない。客の反応にもよるんだが。
深津ちゃんが全く深津ちゃんに見えないのがすごいな、と。
日本語喋ってるときの萬斎様が非常に萬斎様でした(笑)。似合ってたと思う、思うようにできない留学生。固さ、不器用さ、思いの強さが、あの芸風(ていうのか?)に合ってた。
浦井くんさー、立派になったよねー。新感線のときも感心したが、やー、さとしのアドリブに右往左往してた子*1とは思えない(笑)。
作家さんの話を書かれると、脚本家さんの心情を察せずにはいられないのだよな。まぁ、今回の漱石さんは作家未満の時代ですけど。
音楽良かったなー。セットも衣裳も良かった。色んな人が活躍してできるのだよな、舞台て。
*1:@シンスト再演。