Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

徒然。ネタバレレポはプロフィールから別ブログへどうぞ。

『わが町』

初日だほー。また扇田さんを見たぉ。あとてあとろ50の*1福本さん。あと木村了。ほんと仲良いんだな、倫也と。おかげで終演後に倫也マネ特定できましたが(笑)。
10列が最前列、という、大きく設置された舞台で、机と椅子と脚立ぐらいしかなし。大通りや庭は照明で分かるし、まぁ、木があると言われりゃ、あるのだ。ザッツ演劇。その辺は変身を思い出す感じかも。そしてどこか懐かしい。弱小演劇部は装置なぞ作れないから、必然的に抽象に走るんですよ。だからね、懐かしい。
案内人な小堺さんほぼ出ずっぱ。そして説明長台詞。その役、粟根じゃだめですか <すぐそれだなお前(笑)。意外といい声。わりと「小堺さん」で存在してた気がするので、それよりは別途キャラ付けしてくれるほうが好きかも、俺は。時々、長台詞中、古畑が降りてきそうな気がして(爆)。これはまぁこちらの悪しき想像力ですが。にしても緊張してはりましたね。
斉藤由貴が斎藤幸子のときとあまり変わりなくて、あぁ、いつもこうなんだ、ていう(爆)。鷲尾さんキュート。佐藤さん意外と素敵。まさかの山本亨の教会オルガン弾きという名の指揮者(爆)。大酒飲みの設定には至極納得いたしましたが(笑)。もうちょっと見たかったなぁ、亨さん。
二代目ラバーの息子が三代目ラバーという、まさかの家族構成だったわけですが(笑)*2、やー、倫也ほとんど主役なんだね。ほんとは主役は相手の女の子なんだろうが。花粉症発症中だそうですが、確かに、あらんところで鼻すすってた(笑)。がんばれー。子供時代が、ちょっといけ好かなかったんだが、そういう演技だと思おう。ていうか!前髪!下げて下げて!!(笑) 子供時代が半下げで、大人んなると全上げなんですよ。いやいや、どうせ全部上げるなら子供のときは全部下げようよ、ていう。そうすると誰だか分からなくなるのかしら。いやいや、そんな印象変わらんやろ。おでこ出すの微妙なんだよな倫也。可愛かったけど。ど。最後の最後に渾身の泣き芝居。おかげでカテコ、ちょっと帰ってきてなかった感じでしたが(笑)、いやぁ、さすがだわ、あいつ。「若手実力派」という謳い文句の占有権をあげたい。一回だけ通路通ったのが俺の真横だったのでののちゃ歓喜(笑)。しかも雰囲気察知して早々に振り返ってたからね、俺。一人体の向きが違う客。
どうでもいいけど遅れて来る客、多すぎでした。やっぱ平日夜6時半開演はキツイんじゃ、て思ったんだけど、同じく早引けする客も多くて(爆)、なんか、客層の問題なんかな、と。その度に前を横切られる人の気持ちを考えてほしい、ほんとに。あと気付いたら列に一人とか寂しすぎる(爆)。いや列に一人は大袈裟なんだけどさ、もともと隣りが空いてたうえに、その向こうの人たちが途中で帰ったもんだから、5・6個空いてたのよ、俺の横。さ、寒い。
まぁ倫也目当てでもわりと楽しめると思います。カンフェティで割引も出てた気がするので、お時間ある方はぜひ。結婚観とか生死観とか、ちょっと遠いんだけどね、感覚が。

*1:いつの肩書きだよ。

*2:だから真心忘年会一緒に行ったんだね、二人。