柿喰う客 『発情ジュリアス・シーザー』

午前中耳鼻科行って、ついでだから外出しちゃおう、ということで渋谷まで。
完全円形舞台、ちょっと舞台の標高高め。最前は潰してて2列目から使ってた。その2列目の客の入りがどうにもスカスカで何事かと思ったけど、最前を割高で売った結果みたいだった。絶対キャラメルもこうなるってば(爆)。通路沿いの席だったら、微笑みかけられたり、ちょっとこれほどいて下さいっつって縛られた手を差し出されたりしたよ(笑)。
ジュリアスシーザー、ちゃんと読んでなかったから、行きがけに図書館で借りてったんだが、まぁ間に合うはずもなく(笑)。読んでったとこまでのほうが面白く観れたので、話知ってるほうが面白いのかもしれない。知ってればこそ感じるスピード。
全体的にはマクベスの方が好きだったなって思ったんだが、アフタートークで中屋敷さんの話聞いてて分かった、今回わりと「政治劇」だから、社会科苦手な私がついていけてないだけだ、と。マクベスは禍々しさ炸裂だったからね。
深谷さん・七味さんの頼もしさはもとより、安理ちゃん良かったよ安理ちゃん！ キャラメルとは違う方向の安理ちゃん。確かに、観といたほうがいい、これは。あともう我妻ちゃんはずるいね。
女体シェイクスピア、目標としては、全作品やる気らしいです。頼もしい！楽しみ！ ていうか中屋敷さんの予定ではまだ民主党政権のはずだったって話ウケた。ウケると同時に小説より奇なりな現実の凄さも味わう。ていうか中屋敷さんの話が面白いです。