Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

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葛河思潮社 『浮標(ぶい)』

世田パブへ。初演は未見。
まー田中哲司汁だだ漏れだった。前に見たのもミミナシだから、なんかもうすっごい喋る人みたいになってるよ哲司。初めて見たときはミッチだったのに(遠い目)。あぁでもミッチも最後ぐぁーっと喋るか。
平岳くん出てくると雰囲気変わった気が。主人公が心を許してるせいもあるんだろうけど。あ、平パパいらしてましたね。あと多分ジョジョミさん。
鎌塚の奥様と同じ人と思えない佐藤さんのオバサンがすげかった。声通るなー。
のびえちゃんのとこがリエしゃんだったっていうのは容易に想像できた。リエしゃんやるともっと高貴だったんじゃないかな、と勝手に思う。のびえちゃんの雰囲気は市井に近かった。
美帆たんかわいーい! きりりとかわいーい! なんで歌う役お前に来なかったんだーい!(爆)
あのソレントはあれでよかったのか若干の疑問が残るのだが。あいちゃんしばらく見ない間に喋り方が芝居くさくなった気が。ほしみあんなだったっけ?? スタイル良くて役にはハマってたけど。
赤堀さん熱演。熱弁を熱演。芸術と現実の折り合いについては、うんうん、と思う。
すごい泣ける泣けるって噂でしたけど、えぇ、別に泣けませんでしたが何か(爆)。あれだよな、愛情の欠如だよな、俺・・・。最後のお見舞い生徒の台詞がいちばん泣きそうになったもの。そこテーマの真ん中ちゃうっちゅうねん。
時間が長いのはそんなに気になりませんでした。最初に圭史がエクスキューズくれたし。あ、役者の圭史もよかったですよ。情で来る哲司を理で受ける辺り、似合ってた。