Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

徒然。ネタバレレポはプロフィールから別ブログへどうぞ。

LYNX Live Dub 『LYNX』

はるばる来たよサラヴァ東京。あんまり気合い入れたくない気持ちだったので、開場するかしないかぐらいに着いたら、わりと並んでいてビビった(笑)。そしてほどなくしてイタバシさん@ロゼッタ人が来て、ギャッてなった(笑)。てか来るなら出ればいいのに、ていう気もしたりね。
普段舞台になってるところにも椅子がガーッと並び、全体の中央に高い椅子一脚。それを囲むように客席。順番に座るのん?とか疑問たくさん。
30部限定でLYNXパンフを売っていた。売り子さん(とスズカツさん)にキリリと「持ってます」宣言した <要らん(笑)。てか、持ってこようかとも思ってたのよね、何か役に立つかなーって思って。最近片付けたから所在分かってたし。忘れてたぴょん。サイゴンから来たさとしファンとかは欲しがったかもなーって、買ってこなかったことを後悔してみたり <転売目的やめなさい(笑)。
後ろに篠井さんが来てた。あと鹿の人がたくさん。
客入れがスタンドバイミーで終わらなかったのが意外でした。選曲はいつもの感じだったんだけど。タイミングの問題?
オガワ:オレノ
エンドウ:トモロヲ
ウサミ:モンド
イタバシ/アマリ:ヨタロウ
ていうキャスティングでした。そうよね、アマリさんはオガワくんとしか絡まないから併用が利く。例のオープニング曲*1でオレノが微妙な位置に二脚椅子を搬入したんで、一度に3人座れる状態になりました。あとは入れ代わり立ち代わり。
オレノくん、エンドウかと思ってたんだ*2けど、オガワすごい似合ってた。アックンのとは、引き篭もり具合の質が違うんだけど*3、でも、エンドウに懐く可愛さとか、現実を見下したというか諦めたような雰囲気とか、わりと重なるところがあって。欲を言えば黒髪にしてほしかった <イメージの問題。
トモロヲさんが完全にさとしと役作りが違くて、すげーウケた。ジャンキー芝居の方向性が違いすぎる、キチガイすぎる(笑)。途中までわりと冷静に観てたんだけど、最後の長台詞になったら、もう、頭の中で一緒にさとしの声が鳴ってしょうがなかった。トーン全然違うのに。すげーリピッたもんなー。やっぱりさとしで観たかった、て気持ちが目を潤ませたのは内緒だ。あとやっぱリーディングだと血糊がないので寂しかったです <別にスプラッタ好きではありませんが。
門人、リーディングっていう「声」が立つものやると、やっぱアニメっぽいっていうか、声優やるのも分かるなぁって声してるね。そしてウサミがスネ夫っぽい(爆)。味方だよって言ってクルクルしてほしかったなー(笑)。
ヨタロウさんは、やっぱアマリさんなんで(笑)、イタバシさんが胡散臭すぎた(笑)。CLOUDだけ観てる人はアマリ/イタバシの表裏一体が刷り込まれてるからいいんだろうけど、やっぱちょっと誓さんそこにいるならやればいいのにって思っちゃった。「安全装置が〜」の台詞、来る!て思っただけで鳥肌立った。好きすぎる。「私は衝動に駆られている」も妙に印象に残ってるんだよなぁ。客に話しかけるのやめなさい(笑)。
音楽が(多分)完全に一緒で、見つめていたいの途中からホワイトノイズになるのとか、このタイミングキターーー!!てなった。頭押さえてくずおれるアックンが見える。壁に映る影が見える。最後の曲も染み入る。
まったくもって満足でしたが、同じぐらい不満が残りました。やっぱ青円で照明とか動きとか衣裳とか全部込みで観たいわワレ!ていう <ほしがりさん(笑)。だってやっぱあの鏡合わせのあのシーン欲しいじゃんよぅ。別に受け身とかボックスとかテレビを口で持ち上げるとかはどうでもいいんだけどさぁ(爆)。
ト書きを見ながら聞きたかったので台本入れたiPad持ってったんだが、普通に暗転とかしてたんで、一生懸命画面を伏せたりしてバックライトを隠してました(爆)。顔が光る、俺の顔が光る、イタバシさんみたいんなる、怖い、ホラー(苦笑)。他にもiPad見てる人がいて、その人あんまりライトのこと気にしてなかったんだけど、相当光ってましたからね。一人逆スポットライトでしたよ。むしろラストシーンはその人が全てのプロンプの人、みたいな、その人がそれを読んでたからこの世界があった、みたいな新解釈できちゃって面白かったんですけど。スズカツさんそれ狙ってiPadとか持って来ればいいって言ったんじゃないかなって思ったんだけど、実際読みながら、て人はあんまりいなかったのよね。
もう、ほんと、LYNX劇場でやってくだせぇ。

*1:これ聴けただけで今日の目的はほぼ達した。

*2:デカいから <常にデカさだけで考えるのやめなさい。

*3:なんつうか、骨太。