Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

徒然。ネタバレレポはプロフィールから別ブログへどうぞ。

『ゴースト もういちど抱きしめたい』

今、本当に、普通に、「ニューヨークの幻」って書きそうになりました(笑)。
今日は色んな用事があって、あちこちバタバタしてたんですが、ここに書くのはこれだけでいいかな、と。
劇場行くエレベーターにおばさま集団がいたので、これが!って思いましたが(笑)、全体的にはカップルもいたり、若い女の子たちもいたりしてましたよ。まぁおばさま集団の存在感たるや圧倒的でしたが(苦笑)。あと途中で席立ったり戻ったりしてるおじさんがいたな。
相棒の予告がカッコよかった。早よ見たい。トロンは疲れそうだよねぇ。
盛大にネタバレ含む。
いちばん面白かったのは、ゴーストナナコ相手にジュノが「もういちど・・・」言うたら、その後の「・・・」のタメの間に、俺の列の、ちょっと遠くにいたオバチャンが、「抱きしめたい」て先に言ったこと(爆)。わりと客少なかったんですが、私より前の人は振り返ったりとかはしてなくて、“みんな寛大だなぁ”って思ってたんだが、終わった後に「ありえないよね」て言い合ってる若い子たちとかいたんで、やっぱみんな気にしてたんだなぁ、ていう(笑)。客層も作風も想定内だったんで、全然入り込まずに見てたから、腹も立たなかったんですが、まぁ常識で考えたら死刑ですよね(苦笑)。どうせジュノ目当ての客だろうに、なんで自分の好きな人の大事なシーン自分で台無しにすんだろ。理解に苦しむ。でも面白い(笑)。
客席的なことを外すと、いちばん面白かったのは、うーん、やっぱ平井堅かな。いや、出てないですけど。ものすごい絶妙のタイミングで元のゴーストのテーマソングを歌い出すのですもの。うぉ〜〜〜〜って <その表記どうなの(笑)。パロディかと思ったよ。しかもそれ2回キタからね。王道すぎて笑けちゃうのだよ。レミゼ見てて盆が回った時に笑いをこらえたのと同じ感覚。「はいきましたよ〜〜〜」がね、直球すぎてね、悪球に慣れてるから、逆に極悪球に見えて。SPのザッザッザッが流れるのも同じなんだけどね。はー面白かった。
まぁ私が注目してんのは、黒いさとしくんですが。黒かった。悪かった。何してる人かよく分からないけど悪かった。顔に傷とかありましたから。そこまで作らんでもよかろうに。フルフェイスのヘルメットから顎は出ませんでした。よかった <キツネの面からは出るからな(爆)。バイク姿懐かしいなぁ。ハーレーにしたったらよかったのに。そして一人格闘が笑える。ナナコがポルターガイストでやってるんですが、ナナコ映像が入らないところは、さとしくん劇場ですよ。一人でドタバタ。ご苦労さんだ(笑)。挙句の果てにナナコから逃げて飛び出した道で車に盛大に撥ねられてお陀仏という(爆)。えらいことになっていた。そしてさとしゴーストは、何か黒い下から湧いたやつに飲み込まれて終わり、ていう(笑)。ナナコゴーストは上から降ってくる白いやつに包まれたりしてたから、天国行くのと地獄行くのの区別なんだろうね。最初、さとしに殺された人たちが襲いに来るのかと思ったんだが、そこまでややこしいアレではなかったね。粘菌かデイダラボッチのドロドロみたいだったよ地獄成分。
個人的に超心残りなのは、横塚真之介見逃した!!! 出てるのは知ってたのだが、見始めたとき、すっかり失念していて。何かのシーンを見てるときに、急に思い出して、それから注意して見てたんだが、書き割り的に映ってるワンシーンしか確認できず。エンドロールでも、その他大勢からは一線を画した書き方をされてたので、絶対あれだけじゃなかったんだよー、て思い、無念一入。で、帰りにパンフをパラパラ見てたら、すごい最初の方のシーンの写真に、ばっちりナナコと写っていた(爆)。だぅ、このシーンの頃、俺、上の空だったんだよ。まださとし出てこなそうだなと思って、多分ね、いかに音を立てずにお菓子を取り出すか、とか、そんなこと考えてた(爆)。油断しすぎだ俺。凹む。まぁでもワンシーンでも気付けたから不幸中の幸いですよ。
あとは、砂羽ちゃんのほうが輝いて見えますが何か?とか(爆)。ぬっくん美味しすぎ、とか <あの人ロスタイム中なんじゃないのかしら(笑)。設楽とか黒沢とか別に芸人じゃなくてもよかったと思いますけどね。希林さんは、流石。刑事コンビも頑なに疑ってる敵役っぷりが流石。ナナコがパソコン打ってるシーン、なんか似たようなのあったなぁと思ったら、あれだね、ドラマでやってた、蔵之介が死んでるやつ。三宅がピザ屋なやつ。生きててよかったやつ。あれぐらい力入れてやればよいのに、ナナコ <疲れるわい(笑)。あぁあと最初のナナコのドレスが、あんまり可愛くなかった(爆)。
何気にニューヨークの方もまともに見たことないんでアレですが、まぁ、王道でいいんじゃないでしょうか。ツッコミどころもご用意していただいて。至れり尽くせり(笑)。