イキウメ 『獣の柱 まとめ＊図書館的人生（下）』

上下はあまりというか全然関係ないのですね。前回は短編コラージュでしたが、今回は長編ドン。どうでもいいけど次回作のチラシの安井さんの顔ったら。顔ったら。
相変わらず前川さんは怖いことを考え付きますなぁ。現実から飛び過ぎてないっていうか、いや飛んでるんだけど、でもただの絵空事とは思えない、なんかこの焦る感じ。罪な人だ。
成志さんも罪な人ですよ。十八番の胡散臭さに加えて、なんかもう色っぺぇんですけど何ですかあの人。あのワンシーンあるだけで、あの胡散臭いおっさんへの愛が深まる。やっぱかっこいいなぁなるしぃ。発音も相変わらずですけどね(笑)。なんであんな空気出んだろ、ほんと面白いわ。
安井さんが非常に通常営業でした。これもズルイっちゃズルイんだが。淡々。飄々。でも熱かったり。
浜田さんの役が斜め上でびっくりしました(爆)。そんな引き出しあったんですか。面白い面白い。
「人間」ってどこに向かってるのか、どこに向かったらいいのかなぁ、なんて大きなことを考えてしまったり。まぁうちらは生きてくだけですけど。