虚構の劇団 『天使は瞳を閉じて』

突発的にシアターグリーンへ。最初はキャラメル行こうとして池袋方面に足を向けたのだが、キャラメルは来週もやってる、虚構は今週で終わり、ということに気付いて、目的地を変更しました。もしかしたら入れなかったりするのかなー、と思ったのだが、座布団席をいただけました。終盤ケツ痛かったけど、500円安だし、ま、いいや。どうでもいいけど収録日でした。すごくどうでもいいけど物販にドラえもんのパンフがあって、思わず手を伸ばしそうになるのを、ぐっとこらえました(笑)。
第三舞台のは観てなくて、ミュージカル版だけ観てた私が虚構版を観た感想、「・・・ミュージカルにしないでよかったんじゃね？」(爆)。今に則ったプロローグが追加されてるけど、やっぱりストレートプレイのほうが、とってもすっきりしていて。なんかすんごい分かりやすかったんだけど、それは台詞なり演出なりが変わった、のかな？ 二階の顛末については、ヒントがすごい増えてる感じしたけど。歌とダンス（ショータイム）は元々含まれてるホンぽいから、なんだろう、それを拡張してまでミュージカルにして、うーん、悪かったとは言わないんだが、こっちのほうが俺は好きだったかな、と。
これを観る前に虚構を観たことがあってよかったな、と思った。どれが誰とかキャラ付けとか、掴みやすかった。まぁ、その分の弊害もないではないが。
大高さん渋い。そして渋いままネタやるのよね(笑)。
色んなキャストで観たい芝居だなー、と思った。この言い方だとプロデュース公演になっちゃいそうでアレですが。その人が持ってるものによって、役の印象もズバッと変わりそうな、そんな気が。役名と役者名がアレですからねぇ。
ミュージカル観てたときに、どうしてもしっくりいかなかった、ユタカの「こっちのほうがいいか」の辺りが、今日、ものすごくすんなり自分の中に入ってきて、あぁ、こういうシーンだったんだ！て、今更思ったという(爆)。お元気ですか忠馬くん(爆)。そして意外と今回の太郎が好きだったりする。でも議長は断然京さんなんだが、これ第三舞台観てる人は筧さんなんだろうな。
比較検討してるとキリないので、この辺で。
何かが変わって、何かが壊れて、誰かが泣いて、そうして世の中は動いていってるのかな、と思った。この町だけじゃなく。ここだけじゃなく。どこでも。