Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

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ダブリンの鐘つきカビ人間

裏番組録画の都合で録画できなかったので、普通に見ました。
つっても、ちょっと帰るの遅かったから、教会にカビ人間が来たところからでした。惜しい。聞きたかったぞ、神父の献金のところ。
ちょっとスイッチングがうるさいところもあったけど、いい表情捉えてるとこもあったから、まぁ、いいか。煽りのカメラの画質が落ちてるのも謎だが。あと音楽を後から入れてないで、劇場に鳴ってたのそのまま拾ってるみたいで、音がポワポワしてた。普通のBGMはいいんだけど、瓜生ちゃんの歌はボケちゃうね。DVDはちゃんと入れてるのかなぁ。
最期の仁さんがかっこよかった。鐘まで手、届いてたんだね。
おさえちゃんは、やっぱりメイクが怖いですな。どういうコンセプトなんだ、辻*1
見えない怪獣退治のとき、意外と大王フォローが多くてウケた(笑)。私は嬉しいですけど、もっと戦ってる人達映してあげてくださいよ。
日ネタのところは新鮮な気持ちで見ましたわ。お持ち帰りの店員*2&ヅラかぶされた僧正サイコー。あと市長・神父の天使へのセクハラが、まだ甘かった(笑)。
最後、市長が持ってるポーグマホーンに血が付いてるのが分かるタイミングが、カメラのアングルの都合で、舞台で見てるのと全然違ったのが、ちょっと、“・・・えぇっっ?!”ってなってしまった。いいんだろうか、あれで。
舞台映像の後に、キャストからのコメントがちょっとありました。これ、再放送のときは流れるのかなぁ、面白かったから流してほしい。
剣探し組には思い入れのあるシーンとかを聞いてた。土屋アンナはやっぱり殺陣。姜暢雄は真面目にやってるのに笑われる歌(笑)。橋本さとしは神父への怒りを表す白目剥きシーン(笑)。映像で見てもやっぱり怖かったですよ、あの顔(笑)。
あとは、奇跡について、中山祐一朗片桐仁中越典子後藤ひろひと池田成志山内圭哉、かな。仁さん典ちゃんはちょっと控えめというか、普通めなコメントなうえに、最後は「後藤さんに聞け」だったんだが*3、連投組は解釈が一歩深くて感心した*4
中山さん曰く、街にとっては、「病気が治ったこと < おさえとカビ人間の死」だ、と。あんな愉快な病気、別にそのままでもいいだろう、二人を失った悲しみのほうが大きいだろう、と。そう思うとまた市長の「幸せなお話なんです」が違って聞こえる。
僧正が「市長にポーグマホーンで皆殺しにされて街がなくなったんだろう」っつったら、成志も同意していた。ひでぇ奴だな、市長。
大王のお話は、ほんとに、色々ありがたかったんだが、奇跡については、「あの病気にかかったおさえだったから奇跡が起こせたんだ」と仰ってました。「奇跡なんてクソくらえ」*5と言っちゃうようなときにこそ、奇跡は起こる。もしおさえが素直な言葉で叫んでいたら、奇跡は起こってないだろう、と。
だから、市長は千人斬っても奇跡は起こせないんだ、と。
うわーーー、そうなんだぁ! 目から鱗だ。そこまで考えてなかった。意っ地悪だなー、大王(笑)。これ言ってるとき笑顔だったからね。すごいなぁ、市長死ねないんだ。怖っ。
関係ないけど要所要所でカメラ目線になって視聴者に語りかける感じだった大王が微笑ましかった。大好きだ。
最後にプレゼント告知が僧正から入りました。なんと、にけーた君+サイン入りパンフを、5名様に!「少なっ!」って言っちゃう僧正が好きです(笑)。

*1:演出家を本名で呼び捨てるな。

*2:前髪が揃っている。そういう人になるのかな、もう。

*3:そんな投げやりな言い方はしていないですよ、もちろん。

*4:自分が浅いだけなんだけど。

*5:ここOAでは難ありだったなぁ(爆)。その後の「ポーグマホーン!」がね、微妙なエコーでね。もともとの叫び方にも問題あったんだろうけど。