Tresure Box ◆ Diary ~演劇好き的観測~

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サマータイムマシン・ブルース


やっと見れた。いや、これ、面白いよ! 行くべき! あと夏に公開すべき!(笑) 写真は映画館に置いてあったタイムマシンと、その解説の貼り紙。タイムマシンは、ちゃんと後ろの丸いのが回って、見えにくいけど下の方にある羽がバタバタしてた。知人は違う映画館で、ホセ(佐々木蔵之介)の衣装が飾ってあるのを見たそうです。各会場に何かしら展示してるのかしら。
あんまり楽しんじゃったので、グッズに手を出してしまった。左がシール(¥500)で、右がストラップ(¥900)、敷いてるのがパンフ(¥700)。パンフは何と言っても袋とじが素敵です(笑)。他にもグッズ色々あった。本の類は、将来的にブックオフに並ぶのを待つことにする。
いや、ほんと面白かった。馬鹿ばっかで(笑)。出てる人は馬鹿ばっかですが、作ってる人は頭良いんだろうなぁ、という、辻褄の合わせ方。タイムマシンがもたらすパラドクスが、行って帰ってプラマイゼロ。伏線色々。すごい。こりゃ、もっかい見たくなるわ。あのごちゃごちゃした部室のグッズなんて、色々仕掛けてありそうだもの。DVDでも出たら他にも特典ありそうだから、映画館に再度伺うつもりはございませんが。
舞台版観ないで行ったからこそ、展開が予想できてなくて楽しかったとこもあるのだが、これは舞台でも観たいわ。上映と上演順、逆だったらよかったのに。今から観たいよ、ヨーロッパ企画
瑛太川岡大次郎のイケメン側も、与座嘉秋ムロツヨシ永野宗典のお笑い的・小劇場的テンションに負けずに馬鹿やっててイイ。ムロさんの身のこなしが、舞台で観るのと同じで嬉しかった。終わった後、パンフを見ながら喋ってる人が「へー、この人、交渉人も出てたんだー。気付かなかった。あ、ていうか、私と同い年なのに大学生役(笑)」って言ってて、ムロ・永野のどっちを指してたのか気になりました。出前の人はともかく、ユースケチームにいた人は気付いてあげてほしい。
女の子チーム(上野樹里真木よう子)はフツーだったね。ちょっと寂しい。でも、あそこで女の子たちまで馬鹿だったら、収拾がつかないわな。真木ちゃんみたいな眼鏡が欲しいと思った。探そう。
大人チームは関西小劇場人間ばっか(笑)。
三上市朗。映画館主。SFを語る。その服は若干艦長テイストですか(笑)。三上さんが茶髪だー。黒ハンNY版の頃撮ったのかな。出てくるだけで嬉しくなってる自分に気付く。AGAPEが楽しみ。
楠見薫。銭湯の番台さん。どういう衣装ですか(笑)。
川下大洋。大学の管理人。麦藁帽にじんべえ。ニヤニヤしながらタイムマシンの所在を探る姿が、もう、可笑しくて。搬出される姿もね。ナレーションはお得意分野だね。
升毅。映り込み大魔神(笑)。台詞は現代1箇所、大昔1箇所、ぐらい。あとは映り込み。色々映り込み。ポスターになってまで映り込み。面白すぎる。
佐々木蔵之介。SF部の顧問。研究熱心だが、助手止まり。タイムマシンを夢見てたが、無理と悟ってからは否定的に。でも目の当たりにして、情熱再燃。いい役だったなぁ。こういうの好き。一瞬ですが、艦長とサシになったのが嬉しかった。どアップで撮られた写真のタイトルは「らくだ」でいいと思います(爆)。
あと、ケチャ(犬)がべらぼうに可愛かったっす。
いやー、こういうの皆に見てほしい。そして覚えて、ムロツヨシ(笑)。